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DNS(Domain Name System)
Def: DNS
DNS ( Domain Name System ) は, ドメイン名(コンピュータを識別する名称)をIPアドレスに自動的に 変換する(名前解決する)してくれるアプリケーション層プロトコル.
IPアドレスとドメイン名の対応関係を提供する側をDNSサーバまたはネームサーバ, クライアントをリゾルバという.
TCP/IPを利用したネットワークでは, 各ノードを識別するため一意のIPアドレスが割り当てられていますが, DNSの仕組みがないと
GitHub.comへアクセスする際にhttps://20.27.177.113/
とIPアドレスを直接入力する必要があります.
ドメイン名の構造
- トップレベルドメイン(TLD)は, 国別, 地域, 商用(
com
)などを表すドメイン - 第4レベルドメインは,「ホスト名」に位置づけされるドメイン. 一般的にWebサーバであれば「www」として、FTPサーバであれば「ftp」とする
- トップレベルドメインより更に上の階層にルートドメインが存在しますが, 通常表示されることはない
REMARKS
ドメインは頂点にルートドメイン(.
)が存在し, ルートドメイン配下にトップレベルドメインがあり, その配下に第2レベルドメインと続く階層構造(ツリー構造)となっています.
IPアドレスがわかるまで:DNSの構成
ネットワークに接続された遠隔コンピュータのホスト名の名前解決を行う際, 遠隔マシンのアドレスを得るために, ローカルマシン上で動作している DNS ソフトウェアにまず要求をに送ります. この時のローカルマシンを「DNS クライアント」や「ローカルネームサーバー」と呼びます.
リクエストを受け取ったローカルネームサーバーは, 自分の対応表にないドメインを聞かれると, まずDNSを統括するルートサーバーに問い合わせをします.
コマンド紹介
hostname
: ホスト名の表示
hostname
はシステムのホスト名を表示するコマンド.
rootユーザーの場合, hostname
コマンドを用いてホスト名を変更することも可能です.
Syntax
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8
### ホスト名の表示
% hostname
### 狭義ホスト名の表示
% hostname -s
### ホスト名の変更
% hostname <new hostname>
ホスト名はどこに保存されているのか?
Linuxではホスト名は/etc/hostname
ファイルに保存されています.
ホスト名を変更する場合, hostname
コマンドを用いる以外にも /etc/hostname
ファイルを直接編集することでも可能です.
nslookup
: ドメイン名からIPアドレスを表示
References
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書籍
オンラインマテリアル
(注意:GitHub Accountが必要となります)