GistとVS Codeの連携

VS CodeからGistにgist createできるようにする

公開日: 2021-05-01
更新日: 2022-08-04
所要時間: 6 min

  Table of Contents

問題設定

  • ちょっとしたコードのreview/shareでg suite/slackのchatだとコードがちょっと長すぎる
  • GitHubでrepository立てるほどでもない

紹介する解決策

  • GitHub Gistでコードの共有及びコメントのやり取りをする
  • VS Code Extension Gist kenhowardpdx.vscode-gistを用いて,ローカルのVS Codeから任意のファイルをGistへcreate/addできるようにする

採用理由

  • 誰でも非公開なrepositoryを立てられる
  • repositoryは簡略化されている
  • 非公開でもurlを共有すれば誰でもアクセスできる
  • githubアカウントがなくても確認することはできる
  • htmlにembed簡単にできる
  • 変更履歴がしっかり残る

注意点

  • private gistでもurlバレたら誰でもアクセスできる(アカウント持っていなくても)
  • 万が一にでも全世界に公開されたくない情報はSecret Gistに書かない
  • 他人がCreateしたGistに関してはBrowser経由で確認するしかない

VS Code側での設定

方針

  1. GITHUBでGist用Token取得(セキュリティ観点から分ける意図)
  2. VS Code環境からextensionGISTをinstall
  3. GIST: select profileでAccess Tokenを設定
  4. GIST CREATEのテスト

GITHUBでGist用Token取得

  1. Settings > Developer settingsへアクセスします.
  2. Personal access tokensへアクセスし, Generate new tokenをクリック

ここで,以下2点だけ設定します

  • Expiration
  • gist

そうすると,設定内容を踏まえたAccess Tokenが生成されるのでそれをコピーします.

GIST: select profileでAccess Tokenを設定

これはVS CodeでF1キーをクリックし, VS Codeコマンドパレットを開き,GIST: select profileを選択すると入力指示がでてくるのでそれに従って登録するだけです

GIST Create/Addを試してみる

  • VS Codeで現在開いているファイルを対象にGist create/addをコマンドパレット経由で実行することができます
  • Gist create/add実行後, tmpディレクトリに対象ファイルのコピーが生成されますが,tmpディレクトリに入っているのでシステムを再起動するとファイルは消去されるのでストーレージを圧迫するなどの懸念はありません

レビューにあたっての心構え

プロトコル: 共有まで

  1. descriptionは目的をかく
  2. ファイルはmd形式
    • 更新日
    • status
    • 目的
    • 言語
    • 動作環境
    • reviewをお願いしたいところを項目たてる(チェックボックス使うこと)
    • コードの説明(変数の定義やロジックなど)
    • コード本体
  3. fileの拡張子に注意してsql/python/Rのコードをかく
  4. reviewはコメントを中心に行う

コードレビューの項目

  • Design(システムにとって適切な設計か)
  • Funcitionality(意図した通り振舞っているか)
  • Complexity(簡略化できないか)
  • Test(simulation codeは上がっているか、問題ないか)
  • Naming(名前の付け方問題ないか?)
  • Style (形式はスタイルガイドに従っているか、統一性あるか)

References

VS Code Extension

GitHub公式ドキュメント



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