物体1の \(t=0\) における位置を座標系 \(K\) の原点にとると,時刻 \(t\) における2つの物体の位置ベクトルは,\(t=0\) における2つの物体の相対位置ベクトルを \(\pmb{d}\) とすると
\[
\begin{align}
\pmb{r}_1(t) &= \pmb{v}_1t\\
\pmb{r}_2(t) &= \pmb{v}_2t + \pmb{d}
\end{align}
\]
これを座標 \(K^\prime\) での位置ベクトルになおすと
\[
\begin{align}
\pmb{r}_1^\prime(t) &= (\pmb{v}_1 - \pmb{v}_0)t\\
\pmb{r}_2^\prime(t) &= (\pmb{v}_2 - \pmb{v}_0)t + \pmb{d}
\end{align}
\]
もし2つの物体が時刻 \(t_0\) にある点で出会うならば
\[
\pmb{r}_1^\prime(t_0) = \pmb{r}_2^\prime(t_0)
\]
つまり,
\[
(\pmb{v}_1 - \pmb{v}_2) t_0 = \pmb{d}
\]
この条件が満たされるには
- \(\pmb{d}\) が2つの物体の軌道に平行であればよい
つまり,物体2の出発地点が物体1の直線経路上にあれば良いことになります.言い換えると,座標系 \(K^\prime\) で観測したときに, 2つの物体が同じ時刻に同じ場所にいるとすれば,座標系 \(K\) で観測しても,同じように出会うはずである.