▶ 1. 異なる順列の総数
\[
\frac{7!}{2!2!} = 1260\text{通り}
\]
▶ 2. AAという並び方と,CCという並び方を,ともに含む順列の総数
\[
5! = 120\text{通り}
\]
▶ 3. ACまたはCAという並び方を少なくとも1つ含む順列の総数
まずAABDEという文字列の並び方の総数は
\[
\frac{5!}{2!} = 60\text{通り}
\]
このうち,以下の場合分けができる
- A同士が隣り合う場合 → Cが入れる枠は ○BAAD○E○ の○の位置数なので3通り
- A同士が隣り合わない場合 → Cが入れる枠は ABAD○E○ の○の位置数なので2通り
\[
\begin{align*}
\text{A同士が隣り合う場合の数} &= 4! = 24\\
\text{A同士が隣り合わない場合の数} &= 60 - 24 = 36
\end{align*}
\]
更に,○の位置へのCの割り当て方は区別できないボールを区別できるツボへ空を許容して割り当てる問題と同一視できるので
\[
\begin{align*}
\text{A同士が隣り合う場合のCの組み合わせ} &= {}_3H_2 = 6\\
\text{A同士が隣り合わない場合のCの組み合わせ} &= {}_2H_2 = 3
\end{align*}
\]
従って,AとCが隣り合わない場合の数は
\[
6 \times 24 + 3 \times 36 = 252
\]
「ACまたはCAという並び方を少なくとも1つ含む順列の総数」は全事象から「AとCが隣り合わない場合の数」を引けば良いので
\[
1260 - 252 = 1008\text{通り}
\]